古()の夢女子とプラスタグ

どうも。

学級会とかそういうのってあんまり好きではないんですが、私が感じたプラスタグについて。

初めてなので、もうそのまま書きます。


まず自己紹介。

私は約15年、人生の半分以上の年月をかけて夢小説を愛好してきた人間です。オルゴールのサイトが〜とかキリ番が〜とかフォレストが〜とかまぁ色んなサイトを見てきました。夢主に自己投影型、ただしあまりにぶっ飛んでる設定の夢主だと投影できないこともありましたが、元々小説自体も好きだったのでNLとして読んでることもありました。好きなジャンルは甘々、嫌われ、復讐、パラレル。

また自分もわけのわからないタグ*を使い、やれカラー番号だフリー素材だいいながらサイト運営するような人間です。そのおかげで技術のパソコン授業の成績がよかったのは内緒。

出会いは交流掲示板。好きなゲームの攻略サイトの端っこに交流掲示板が設けられていて、そこに書かれていた二次創作小説(ここに書かれていたのは夢小説ではなかった。夢小説風にいうと男主人公、原作沿い)がきっかけでこの深い深い闇を知ることに。もう15年も前だってこっわ。

そこから私も筆を取って書くようになりました。最初は本当に自分丸出しの夢主人公の原作沿いをノートやプリントの片隅に書き留めて、どこに公開するでもなく自己満足で書いてました。まぁそもそもとてつもなく版権にうるさいと言われてたのでほいほい公開できるものではなかったのです。そこから流行り漫画アニメと長年愛好し続けてる漫画アニメを夢コンテンツに落とし込み、あるとき(恐らく13年ほど前)個人サイトを作成しました。2013年に個人サイト用Twitterアカウント(別名夢垢)作成。2014年6月に会話文のみの夢ツイート*2開始。2014年7月にプラスタグ使用開始。


とまぁ長くなりましたがここまでが自己紹介。

今回は自己紹介の最後の1行に含まれているプラスタグについて。


プラスタグとはツイートに「#作品名+プラス」とつく、このハッシュタグ自体のこと。発生は記憶が正しければ2012年頃。ここ数ヶ月で何度も学級会が開かれてるのでご存知の方も多いでしょう。

このタグが流行った当初は女夢主とキャラの「会話文と地の文」の、いわゆるいいとこ取り・書きたいとこ取りのツイートがとても多かった印象です。シチュエーションだけ書いてツイートなどもありました。まぁいわゆる文字書きにある、この場面書きたいけどそこにいたるまでを書けないっていうジレンマを解消したタグだなと当時思ってました。

言及されている方もいますが、「#オジプラス」*3 が基になっていたと記憶しています。おじさんと女の子のちょっとキュンとする出来事を羅列したタグであったこのオジプラスが基だったので、各プラスタグも女夢主とキャラとのやり取りが多かったのではないかと思われます。


今なにが問題なの?

大きな問題としては、住み分け問題。上記過去からあったツイートだけでなく、創作主人公や男主人公たちを含めた夢ツイートがこのプラスタグに投稿されることが増えて、使い辛くなっていることと飽和状態であること、あと統治したがり民の発生があげられます。

ぶっちゃけた話、過去、プラスタグを私も使ってはいましたがここ数年は読み専で死語になりつつあるサーチサイトで個人サイトをめぐる日々だったので、先日ツイッターでプラスタグを検索した際私が知っているプラスタグとの違いにとまどいました。私が知っていたプラスタグは「女主とキャラの会話文と地の文のSSS」もしくは「シチュエーション」が書かれたツイートもしくは準ずるイラスト*4で溢れかえってました。しかし、ここ数年のプラスタグは「夢小説*5のタグ」として使用されていて、そりゃあ荒れるわというのが感想です。だってなんでもありなんですもん。

このコロナで二次元オタクに戻った方も多いでしょう。その人たちが、私のようにそれ*6を求めてプラスタグを検索したら「違う!」ってなりますし、昔を知っているが故ついつい違うんだよ!と注意喚起してしまうのも容易に想像がつきます。その違いというのが今回起こっている問題の原因なのではないかと私は考えてます。


どうすればいいか。

人口の多いところはもう統治するのは無理だと思います=解決策はないです。人がいい人たちはきっとタグ分けとかしてくれるんでしょうが、そもそもタグってめちゃくちゃ多くないですか?どれ使ったらいいのかわからないって人も多いと思います。そもそも間口の広い夢小説です。共存して合わないなら回れ右、それしか現状できないのではないでしょうか?


まとめ

だからといって、創作者さんを攻撃するのは違いますよ!絶対に攻撃しないでください。例え、夢でない男キャラと男キャラのBLがプラスタグで流れてきたとしてもです。日々ネットマナーや暗黙の了解と言われるものは変わっていきます。またこのプラスタグというものはしっかりとした定義が現状ありません。そんな中注意をしたところで流されておしまいかもしくは「これだから夢女子は…」と荒れてまた肩身の狭い思いをするハメになるかもしれません。あくまでもBLも夢小説も二次創作にすぎません。大きな括りでいえば同じオタクです、過去と現状を知って、正しい知識を持って版権元さんに迷惑をかけない範囲で楽しく創作しましょう。


*ここでいうタグはHTMLタグ

*2 140文字以内に会話だけツイートする。例)「今日晴れて気持ちいいね」「は?こんな土砂降りなのになに言ってんの?」

*3 2011年11月13日頃からTwitterで爆発的に流行ったタグ。さらに基を言及するのであれば「ラブプラス」である。ラブプラスがもし女の子じゃなくておじさんだったら、の妄想タグ。派生で「ショタプラス」などもあった。

*4 いわゆる某ぷろだくしょんから出てる「◯◯カレシ」のようなもの

*5 夢小説というのはとても間口が広く、男主人公だったり女主人公だったり、わりかしなんでもありで二次創作小説と夢小説の違いを説ける方はほぼいらっしゃらないと思います。あえて言えるのは、名前変換が出来るかどうか。最近はその変換すらもない可能性があります。

*6 元々多くツイートされていた「女主とキャラの会話文と地の文のSSS」もしくは「シチュエーション」